一般皮膚科
かゆみ・かぶれ(接触性皮膚炎)
皮膚のかゆみやかぶれは日常生活の中でもよくある症状ですが、放置すると治りにくく慢性化することや、ときには別の病気が見つかることもありますので、早めに皮膚科を受診してください。
アトピー性皮膚炎
長期にわたって経過し、症状が良くなったり悪くなったりをくりかえす慢性的な湿疹・皮膚炎です。小児から成人まで発症します。乳児にも見られますが通常の乳児湿疹や他の皮膚炎の場合がほとんどです。
湿疹・手あれ
手洗いや洗顔・入浴、家事や仕事によって、頻回に水やお湯で洗われたり洗剤や食材・薬品などによる刺激を受けています。手が乾燥し、カサカサになり、角質が厚くなった状態が「手あれ」です。
蕁麻疹(じんましん)
短時間で発疹が出現し消失する発疹です。時間や場所を変えて体のどこかに発疹が出現し続ける場合がありますが、たいていは数時間以内、長くても24時間以内にほぼ跡形もなく消えるものを蕁麻疹と言います。
薬による皮膚の異常(薬疹)
薬疹は、病院で処方された薬や市販されている薬などを服用した際に発症する発疹です。漢方薬などの生薬でも発症し、サプリメントや健康食品などでも起こることがあります。
水ぶくれと赤い発疹(帯状疱疹)
体の左右どちらか片方の比較的狭い範囲に、水ぶくれ(水疱)をともなう赤み(紅斑)を生じる病気です。多くの場合、まず赤い発疹(丘疹や紅斑)が生じ、その後赤くなった部分に水疱が生じます。
頭部や顔面、蒸れからのかゆみ(脂漏性皮膚炎)
脂漏性皮膚炎は頭部や顔面などの皮脂の多い場所に発生しやすい、慢性に経過する皮膚炎です。わきや胸、背中や陰部などにも見られます。頭に見られた場合は「ふけ」をともなうことが多いです。
赤い斑にふけが長期間続く(乾癬)
乾癬は頭や顔、体や手足など、全身どこの皮膚にでも発症します。乾癬の皮疹は皮膚に境界明瞭な赤い斑ができ、その上に白いふけのような鱗屑が覆うように発生します。
加齢による皮膚の良性腫瘍(脂漏性角化症)
脂漏性角化症は「老人性のいぼ」といわれるもので、個人差はありますが30代のころから出現し、加齢とともに増加する皮膚の良性腫瘍です。皮膚の老化現象の一つとして捉えられています。
皮膚の一部が白くなる(尋常性白斑)
尋常性白斑は、皮膚の色が部分的に抜けて白くなってしまう皮膚病で、全身の皮膚であればどこでも発症する可能性があります。